原宿の美容師が教える!ヘアカラーをする際の栄養剤(前処理剤)って本当に効果ありますか?

美容室に行ってヘアカラーをする際に、ダブルカラーをオーダーするとします!

 

美容師さんから『通常のブリーチ剤より少しお値段が高くなりますけど、ブリーチ剤の前処理剤で良いのがありますけどいかがですか?髪に栄養を入れながら出来ますよ!』と提案されたことのある方もいると思います。

 

ブリーチではなくてもパーマや縮毛強制の際にも勧められた方は多いかと思います。

 

髪の毛はダメージした後では対処が遅いので、ダメージする前にダメージからできる限り保護しよう!という理由で前処理剤というのがあります。 

 

髪に栄養を入れながら出来るのなら試してみようかな?でもこれって本当に効果あるのかな?本当に必要?と思っている方も多いと思います!実際に僕もお客様から本当にこれって効果あるんですか?と聞かれたことがあります。

 

特に初めてヘアカラーをされる方や今までにヘアカラーの経験があっても初めて勧められた側からすると疑問を持たれますよね?本当に効果あるのかなって。

 

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以前の記事でも書きましたが、髪の毛は死滅細胞であり一度傷んだ髪は二度と治りません!トリートメントをしても絶対に治りません!今回の記事のタイトルでもある(栄養剤)前処理剤を使用しても髪の毛の傷みは治りません!

トリートメントなどは傷みを直すのが目的ではなく、傷みを誤魔化すのが目的です。

最近は髪質改善というのが流行していますが、髪質改善というのも髪の毛の傷みを直すのが目的ではありません!

 

『一度傷んだ髪の毛の傷みは治らない』これが大前提です!

 

 

 

 

①カラー前の栄養剤(前処理剤)とは?

 

美容室の前処理剤は呼び方がたくさんあります。

 

商品名ではファイバープレックス、Rトリートメント、オラプレックスなど他にも色々あります。

 

美容室によっては、PPTトリートメント、CMC成分トリートメントと言ったり呼び方は色々あります。

 

前処理剤のことを処理剤と言ったり、前処理トリートメント、保護剤と言ったり呼び方は色々ありますが、これらは全部呼び方が異なるだけで全部同じものなので当記事では前処理剤と呼びます!

※製造販売元である美容メーカーによっても呼び方が異なります。

 

 

PPTとは?

 

PPTケラチンやコラーゲンPPTなどありますが、PPTとは天然由来のタンパク質加水分解物(ポリペプチド)のことです。これは、タンパク質と同じようにアミノ酸が異なって構成される成分で、分解して水に溶けやすくなっているのでトリートメントなどの髪の補修効果などの製品に配合されている成分です。

 

ところで皆さんは髪の毛って何で出来ているのか知っていますか?

 

ワカメなどの海藻を食べると髪の毛が早く伸びるという噂も一度は聞いたことがありますよね?髪の毛と同じような色をしているからワカメなのでは?と思う方もいるかもしれません。黒いし。

 

 

しかし、実際は、ワカメなどの海藻類を食べることで髪の毛は伸びません。

ワカメなどの海藻類には、ヨウ素やフコダインという成分が含まれていますが、これらは髪の毛ができる成分ではありません。

 

 

 

(正解)髪の毛はタンパク質からできています!

 

 

このようなことから、PPTは髪の毛が作られているタンパク質と類似した成分ということからトリートメントなどの製品には配合されています。

※PPTが配合されたトリートメントなどをバケツに大量に入れて頭からかぶったからと言って髪の毛は生えませんので誤解がないようにお願いします。

 

 

 CMCとは?

 

CMC(細胞膜複合体)とは、キューティクルとキューティクルの間やコルテルックスの隙間に存在するものです。※コルテルックスとは毛皮質のことです。

 

髪の毛にはキューティクルがあって、キューティクルは通常4〜6層、多い人で10層程度重なっています。特に外国人の方はキューティクルの層が多いです。

 

このキューティクル同士の隙間にCMCが存在しています。CMCがキューティクルとキューティクルを接着していることからアロンアルファでも木工用ボンドでもなんでもいいですが、くっつける役割をしている接着剤をイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。

 

キューティクルとキューティクルの間のCMCはタンパク質層と脂質成分から成り立っていてタンパク質層50%、脂質成分50%というように大体半分ずつの割合でできています。

 

CMCというのは簡単にいうと、水分と油分とタンパク質が複合体になっていることです。CMCの役目はキューティクル同士が剥がれないように接着して潤滑油の働きや水分保持をしています。水分がなくなると乾いてしまって硬くなるので柔軟性が保てなくなります。

 

特にダメージ毛だと水分も少なくて乾燥しがちで髪同士が絡まりやすくなりますよね。これはヘアカラーを繰り返してダメージ毛になることでCMCが減少しているのが原因です。つまり美髪を目指すにはCMCが必須ということです。

 

以上のようなことから前処理剤も種類によって色々な成分が含まれています。

 

 

 

②カラー前の前処理剤って本当に効果あるの?

前処理剤は効果あるかないかと言われるとそれを使用する美容師さんによると思います。美容に正解はないので同じ美容師同士でも理論もそれぞれ異なります。

 

ヘアカラーに関してもそうですが、ヘアカラー剤の調合なども正解はないのでトライ&エラーで失敗を繰り返しながらいいと思った物を厳選してお客様に提供してそれぞれの理論でやっています。

 

前処理剤を使用するとダメージ軽減されるとメーカーの方でも書かれていますが、前処理剤を使用しなくても綺麗に仕上げれる美容師さんもいますし、前処理剤を使用しても『え?変わった?』という美容師さんもいます。

 

同じ道具を使用しても仕上がりにも違いが出ます。

 

例えば、僕が前処理剤を使用する場合は、ホワイトカラーをする時とかこれ以上ブリーチやるとちぎれそうという場合には使用しています。髪質や強度などを見てブリーチでどこまでのベースを作りたいかによって使う使わないを決めて使い分けたりもしています。とりあえず使っておこう!という考えでは使用していません。

 

僕が実際に前処理剤を使用して行った例です!(グリーンの残留色素が残っていた状態からホワイトカラーにしました。ブリーチ3回のオンカラーです)

 

 

 

 

僕と真逆の考え方の美容師さんもいると思いますが、美容には正解がないのでどちらが正しいとか間違いということもありません。

 

僕は施術したお客様が気に入っていただけたらそれが正解では?と思っています。

 

 

 

まとめ

 

栄養剤(前処理剤)の効果は使用する美容師さんによる。

使用したからと言って髪の毛が傷まないわけではないので使い方によっては逆に傷みが出たり、仕上がりにも影響します。

使用する方がいい美容師さんとか使用しない美容師さんが悪い美容師さんだとかはないので惑わされないようにお気をつけください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

原宿でフリーランス美容師をしています。カラーに特化したカラーの専門家カラーリストとして活動しています。得意な施術は派手髪、ハイトーンカラー 、美髪カラーです!お客様のライフスタイルや雰囲気をヘアスタイルに落とし込みヘアカラーで表現できるように努めています。カウンセリングをしっかりとやり、クオリティー重視で施術します。