原宿の美容師が教える!経皮毒!?妊娠中のカラーは胎児にも影響ある?

僕は派手髪ハイトーンな人の年代が多い10代〜30代の方向けに記事を書いていますが、この年代の方の中にも妊婦さんがいるかもしれません。その他の年代の方も気になる部分だと思います。僕は派手髪個性的なヘアカラーだけではなく、ナチュラルなヘアカラーもよくやりますので、それ以上の年代の方も対象です。お役に立ちたいと思い今回はこれを記事にしていきます。

 

妊娠すると10ヶ月ほどの期間赤ちゃんはお腹の中にいることになります。

 

妊娠を機に髪の毛をバッサリと切る方や、髪を染める方は多いですよね。10ヶ月という期間は長いので染めるのが我慢できなくなって妊娠中でも染めたいという方もいると思います。

 

 

しかし、ヘアカラー剤の注意書きには

 

 

ヘアカラーをしてはいけない方

・今までに、一度でもヘアカラーでかぶれたことがある方

・染毛中または染毛直後に、蕁麻疹(かゆみ、発疹、発赤)や、気分の悪さ(息苦しさ、めまい等)を経験したことのある方

・皮膚アレルギー試験(パッチテスト)に結果、皮膚に異常を感じた方

・頭皮あるいは皮膚が過敏な状態になっている方(病中、病後の回復期、生理時、妊娠中など)

・頭、顔、首筋に、はれもの、傷、皮膚病がある方

・腎臓病、血液疾患などの既往症のある方

・体調不良の症状が持続する方(微熱、倦怠感、動悸、息切れ、紫斑、出血しやすい。生理時の出血が止まりにくい等)

 

 

病中、病後の回復期、生理時、妊娠中などはヘアカラーをしないでください!と書いていますよね。

 何で妊娠中にヘアカラーをしてはいけないの?と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?

 

 

この記事の内容

経皮毒とは?

②妊娠中にヘアカラーをすると胎児にも影響があるって本当?

 

 

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①経皮毒とは?

日常生活用品に含まれる有害性のある化学物質が皮膚を浸透して体内に取り込まれ蓄積され悪影響を及ぼすこと。

有害化学物質の体内吸収ルートは経口吸収と粘膜吸収と経皮吸収があり、この中の経皮吸収とは、『皮膚を浸透して体内に吸収される』ことです。

皮膚バリアをもってしても、完全防御は不可能で、合成界面活性剤などの脂溶性の化学物質によって突破されてしまいます。

皮膚に接触した物質の『0.5%』が、皮膚の中まで浸透すると言われています。

(単純計算で、200本合成シャンプーを使うとまるまる1本分の有害物質が浸透される)

女性の子宮を手術したら、羊水からシャンプーの強い匂いを感じたという産婦人科がいるとも言われています。

 

 

これが本当であれば怖すぎますね。

 

普段使用しているシャンプーなども皮膚を浸透して毎日体内に蓄積されているということになります。

 

ヘアカラー剤、パーマ剤、縮毛強制剤などは合成界面活性剤ではないですが、体にとっては有害物質なので、繰り返すたびに皮膚から体内に浸透して蓄積されているということになりますね。

 

これらは一番信憑性のあるwikipediaにも書いていますが、『皮膚から、あなたの体は冒されている!経皮毒!?』『著者:竹内久米司、稲津教久』の2人の薬学博士が作った造語であり『経皮毒』という言葉は医学的には認められていないのでご安心ください!都市伝説のようなものです。

 

この経皮毒という造語を利用して他社製品の不安をあおり自社商品の購入の勧誘を行なっていたニューウェイズ社という会社は経済産業省から業務停止処分を受けています。経皮毒という言葉は国からも認められていないということになります。

 

 実際に毎日使っているシャンプーなどが皮膚を浸透して体内に蓄積されているのであれば、シャンプーを製造する大手の会社も何十年も商品を提供していません。

 

硫酸が含まれたシャンプーなら体に悪い!浸透してもおかしくない!と考える方もいると思いますがどのようなシャンプーでも皮膚を浸透して体内に蓄積されるということはありません。

 

『女性の子宮を手術したら、羊水からシャンプーの強い匂いを感じた』という部分からもなぜ女子だけが?とも思います。

 

子宮にシャンプーをわざわざ溜め込む理由も『え?』となります。

 

例えば万が一、シャンプーが終わって流しているときにシャンプー剤が口から入って飲んでしまった!という場合でも慌てる必要はありません。

 

人間の体には免疫というものがあるので何とかして体に悪いものは体外に排出しようとします!

 

ただ、医学的にも『経皮吸収作用』というのはあります。

 

経皮吸収作用=経皮吸収剤というものが存在します。

 

 

 

 

そう聞くと、キタ━━━(゚∀゚)━━━!!やっぱり経皮毒はあったんだ!と思うかもですが違います!

 

 

 

 

 

 

残念ながら存在しません!

 

 

 

 

 

 

例えば、塗り薬、湿布、禁煙をする方であればニコチンパッチがありますが、これらは皮膚を浸透して体内に吸収されます。シャンプーなんかよりもっと強力です。

 

医学的にも製薬会社が研究を重ねて作り出されたもので医薬品に分類されているので国も認めています。つまり経皮吸収をして体内に浸透させるために作り出された薬で体内に浸透しても問題がないです。もし、問題があれば販売停止になっています。

 

 

 

 

②妊娠中にヘアカラーをすると胎児に影響があるって本当?

 冒頭でも紹介したヘアカラーをしてはいけない方のところに以下のようなことが書かれています。

 

頭皮あるいは皮膚が過敏な状態になっている方(病中、病後の回復期、生理時、妊娠中など)

 

これは美容師の中でも意見は分かれます。また医師の中でも意見が分かれていて『妊娠中でもヘアカラーをしてもいい』という医師と『妊娠中はヘアカラーはいけない』という医師もいてどっちを信じたらいいの?って思いますね。

 

中には胎児にも影響があるという美容師さんやお医者さんもいたりしますがどっちが本当なのか気になりますね。

 

この『頭皮あるいは皮膚が過敏な状態になっている方』という部分は(月経)生理のところでもお話ししましたが、分かりやすく書き直すと

 

『妊娠中は皮膚(頭皮も含む)が敏感肌になっていて肌荒れを起こしやすくなっています。また、低体温期の時があり体温の変化も現れます。そうなると女性ホルモンのバランスも崩レます。

 

敏感肌になっている状態の肌にヘアカラー剤が付着するとヘアカラー剤による刺激やアレルギー(アレルギーの記事でもふれたヘアカラー剤に含まれるパラフェニレンジアミン)などで肌荒れが悪化したりかぶれなどを起こしやすくなります。

 

 

 

『かぶれとは?』

ヘアカラーによる「かぶれ」は、頭・髪の生え際・顔・首筋などに、かゆみ・はれ・赤み・ブツブツなどの症状がでることをいい、かゆみしか感じないこともあります。かぶれと気づかずに、又はかぶれの症状が軽いために使用を繰り返したり、症状が治まった後に再使用したりすると、次第に症状が重くなり、まれに「アナフィラキシー」という重篤なアレルギー反応(全身じんま疹、呼吸困難など)等が突然起こることがあり危険です。このようなかぶれの症状を経験された方は、絶対に使用しないでください。

 

 

かぶれは、“刺激性接触皮膚炎”と“アレルギー性接触皮膚炎”に分類されます。

 かぶれがアレルギー性接触皮膚炎(遅延型アレルギー)の場合、典型的には、染毛6時間後~半日後くらいよりかゆみを感じ、その後にかゆみ・赤み・腫れ・ブツブツなどの皮膚炎症状が出始め、染毛の48時間後に最も症状がひどくなります。さらに症状がひどいと、顔全体が腫れたり、頭皮から滲出液(しんしゅつえき)が出たり、薬液等の接触していないところまで皮膚炎が拡大したりすることがあります。

 さらに、ヘアカラーを継続使用すると、症状がひどくなり、突然に重いアレルギー症状(全身じんま疹・呼吸困難・血圧低下など)が起こることがあり、大変危険です。

 これまでにヘアカラーの使用によりかぶれたことのある方は、以後は絶対にヘアカラー(酸化染毛剤)を使用しないでください。

(日本ヘアカラー工業会HPより抜粋)

 

 

妊娠中にヘアカラーをすることで、体内にヘアカラー剤などが浸透して胎児まで届くのは『経皮毒』のところでも話しましたが現実的にありえません。皮膚を通して体内には浸透しないので胎児には影響ありません。

 

しかし、いつもは臭いが気にならなくても、妊娠中は免疫力も低下していて身体も弱っているため、ヘアカラー剤による臭いで気分が悪くなるということはあると思いますが、ヘアカラー剤の臭いよりどちらかというと体内に直接取り入れるお酒やタバコが胎児に影響を与えます。

 

例えば、タバコに例えるとタバコの箱の裏に『妊娠中の喫煙は、胎児の発育障害や早産の原因の一つとなります』と記載されているので『妊娠中は体内に取り入れるとお腹の中にいる胎児に悪影響を及ぼしますよ!お控えください!』と注意を促しているのです。

 

日本ヘアカラー工業会のHPにもあるように妊娠中のヘアカラーは妊婦さんが肌荒れやかぶれを起こしやすいので注意が必要と記載されているだけで胎児には直接影響ありません。ヘアカラーをすることで胎児に直接影響があるなどとはどこにも記載されていません。ご安心を!

 

 

 

まとめ

経皮毒は造語ということから都市伝説であって、医学的な根拠はありません。

妊娠中のヘアカラーは胎児に直接影響ありません。

妊娠中は敏感肌にもなり肌も荒れやすい状態になっていることから、自分は頭皮が強いから平気!全く荒れたこともない!という方でもヘアカラーを行うことで肌荒れやかぶれを起こしやすい状態となっているのでお気をつけください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

原宿でフリーランス美容師をしています。カラーに特化したカラーの専門家カラーリストとして活動しています。得意な施術は派手髪、ハイトーンカラー 、美髪カラーです!お客様のライフスタイルや雰囲気をヘアスタイルに落とし込みヘアカラーで表現できるように努めています。カウンセリングをしっかりとやり、クオリティー重視で施術します。