みなさんこんにちは!
ヘアカラーリストdaikiyamasakiです!
今回は黒染めをするとヘアカラーにどんな影響を与えてしまうのかについてお話ししていきます。
春になると高校を卒業して就職または大学へ進学をする方が多くいる時期でヘアカラーをされる方が多くなります。学生時代にヘアカラーをされたことがある方もいるのではないでしょうか。
明るいヘアカラーに挑戦される方もいると思いますがヘアカラーをした後に「上手く染まらなかった」という方もいると思います。
学生時代に夏休みなど期間限定で明るいカラーに染められてから学校が始まると黒染めをされる方がいたり、大学生は就活の際に黒染めをされる方が多くいます。
就職をされる際には会社によって髪色の規定があり髪を暗くしたいという方が多く実際に僕のお客様でも就活や就職のために髪色を暗くしたいという方が最近多いです。
黒染めをされる際にはヘアカラーに様々な影響を及ぼすため気をつけたほうがいいことがありますので知識として知っていただけたらと思います。
目次
市販の黒染めと美容室での黒染めの違い
市販の黒染めと美容室での黒染めは全然違います。
「美容室に行くとお金がかかるし黒染めだから市販も美容室も同じでしょ」と思われる方もいると思いますが、市販の黒染めは後々髪色を明るくしたいといった時に弊害が出ます。
実際に美容師さんからも「黒染めをするなら今後キレイに明るくできないけれど大丈夫?」と聞かれたことがある方もいるのではないでしょうか。
市販の黒染めは明るくする際に赤みが強く出る
市販の黒染めはどなたでも黒く染まるように作られているため明るくする際に赤みが強く出ます。
市販の黒染めには「赤色、青色、黄色」の色素がたくさん入っていますが、青の色素は色が抜けやすく青の色素が退色することによって赤の色素が強く残ります。
黒染めをすると色落ちの段階で髪色が赤くなってきたという方はこれが原因で髪色が赤くなっています。
市販の黒染めはかなり傷みやすく髪へダメージが出る
黒く染まることにより一見傷んでいないように見えますが髪への負担は大きいです。
市販の黒染めをされたことのある方は放置時間が経って洗い流す時に髪がキシキシして扱いづらいという経験をされた方もいると思います。
市販の黒染めはどなたでも黒く染まるように作られているため、カラー剤の力も強く美容室で染めるよりも傷みが出ます。
黒染めがヘアカラーに与える影響
黒染めをすることでヘアカラーで明るくする際に弊害が出ます。
黒染めをすることによって明るくなりにくく希望の色が入りにくくなるといった影響が出ます。
色味が退色しても黒染めによる色素が残りやすいため、明るくヘアカラーをされる際にはムラにもなります。
これは美容師が染めても同じで黒染めをした部分はムラになり黒染めをした髪は黒染めによる残留色素で毛先の方がかなり赤くなりやすくなります。
市販の黒染めで染めるより美容室で染めた方がいい
市販の黒染めで染めることで明るくする場合はムラができやすくなりキレイに染まらなくなります。
一番明るいヘアカラー剤で染めたのに明るくならないということにもなります。
黒染めによる残留色素で赤みが強くなりすぎると、例えば「赤みのないアッシュ系の色味にしたい」というような願望は叶えられなくなります。
こうなると黒染めを取り除くには髪への負担もかかるようになり、さらに時間とお金もかかります。
美容室で黒染めをする場合はいくつか方法がある
美容室で黒染めをされる場合はカウンセリングの際にもお聞きしますが、黒染めをされてから
・「どれくらい色をもたせたいのか」
・「自然な色味の黒染めなのか、それとも濃い黒なのか」
・「今後どのくらいまで明るくしたいのか」
によって使い分けています。
また、黒染めをした後に赤みが気になる方は赤の反対色でもある青紫(アッシュ系など)を混ぜて染める場合もあります。
美容室での黒染めはお客様一人一人にあったものを使用して行うことができるため安心して染めることができます。
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