ヘナカラー とインディゴって何が違うの?っと思われている方もいると思います。同じヘナカラー じゃないの?と思われている方もいるかもしれません。
ヘナカラーとインディゴは違うものでそれぞれの特徴を知っておく事でこれからヘナカラーをされる方にとってお役に立てればと思います。
目次
ヘナカラーとインディゴの特徴
ヘナカラー とインディゴはどちらとも天然自然成分の葉から作られるヘアカラー剤です。ヘナはインドでは『ヘンナ』と呼ばれており、ミソハギ科の植物で熱帯地域(インド、アジア、アフリカ)の標高の高い水はけが良い暖かい地域で栽培されています。インディゴはマメ科の植物で南インドなどで毛髪用のインディゴとして育てられ栽培されています。
ヘナはローソニアというヘナの色素であるオレンジ色の物質が含まれていて、髪の毛や爪などのタンパク質でできた部位に着色する事ができます。インディゴは藍色(あいいろ)の色素です。暗い青といったイメージです。服やジーパンなどにもインディゴを使って染められたものもありますね。
ヘナもインディゴも天然自然成分であり例えば、黒髪につけても黒髪のメラニン色素を分解する力はなく、一般的なヘアカラー剤のように明るくする事ができません。主に白髪染めやトリートメントとして使用されています。
ヘナとインディゴの特徴のまとめ
・ヘナとインディゴはどちらも天然由来の自然成分で作られている
・どちらも黒髪を明るくするような力はなく黒髪に使用しても明るくはならない
・白髪染めとして主に使用されている
・トリートメントとして使用する場合は白髪がない人でもダメージが気になる方には効果的
・ヘナはオレンジであるので暖色系の色味
・インディゴは藍色で暗い青なので寒色系の色味
ヘナやインディゴの特徴
・色を明るくする事ができない
・髪色を変えたい方にはオススメできない
特徴1:色を明るくする事ができない
ヘナやインディゴは色を明るくする事はできません。
一般的な白髪染めと同じイメージで染めると失敗します。一般的なカラー剤はジアミンが含まれておりそれによって色を明るくする事ができます。ヘナやインディゴは一般的なカラー剤とは違い自然由来の成分で染めるため髪の毛を明るくするような成分は含まれていません。ヘナカラーで明るくしたいと考えている方は明るくはなりませんので注意です。
特徴2:髪色を変えたい方にはオススメできない
一般的なカラー剤は色も豊富です。何種類と色味があります。ですが、ヘナとインディゴではオレンジと藍色の二色しかありません。ヘナをした後にインディゴをかぶせるのですが、染め上がりも黒ではなくダークブラウン、ナチュラルブラウンのような色味になります。
ヘナカラーは髪本来の自然な色味になるため、普通の白髪染めとは異なる
インディゴも何度も重ねるとカラスのように黒くなります。こうなると不自然なのでヘナカラー を行う際はヘナの知識がある美容師さんでないと難しいです。ホームカラーでヘナカラーをされる方もいますが、ヘナは粉末状の粉を水またはお湯で溶かして行いますが、乾きやすく塗布もムラなく染める事が難しい技術ですのでヘナの知識がある美容師さんにお任せしたほうが綺麗に染まります。一般的なカラー剤は液状なので塗布している際に乾くといった事がありません。また、一般的なカラー剤は早く染めることもできますが、ヘナは時間がかかります。ここが普通の白髪染めとは異なる点です。
まとめ
ヘナとインディゴの違いとカラー剤での白髪染めとの違いをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
一般的なカラー剤での白髪染めと一番異なる点はカラーのバリエーションが豊富ではない、時間がかかるという点が異なります。
早く染めたい、白髪でもおしゃれをしたいという方にはヘナカラーはオススメできませんが、ジアミンアレルギーである、カラー剤で染めると痒くなる、健康的な髪(艶がありコシやハリがある髪)にしたいという方にはオススメです!
トリートメントも美容室でトリートメントをされた事のある方でしたら3ステップのものなどで経験された方が多いと思います。トリートメントのイメージはサラサラで手触りが良くなるイメージですが、ヘナのトリートメントはコーティング成分が含まれていないため、異なります。髪の毛に艶、コシ、ハリを与えるのがメインですのでサラサラにするのが目的ではありません。髪の毛の傷みが治るわけではありませんが、最近、髪の毛のボリュームが気になるようになった方やダメージが気になる方は実際にヘナのトリートメントを行う事で改善されて行きます。
ご参考になれば辛いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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