ヘナカラーにはメリットがたくさんあるというのを聞いたことがあると思います。ヘナは白髪を染めるだけではなく、最近はヘナタトゥーなど幅広く使用されています。
この記事では、ヘナカラーが気になるけどどんな効果があるの?もっと詳しく知りたいという方向けにヘナの効果について美容師が詳しく説明していきます。
ヘナカラーとは?
ヘナカラーの歴史は古く紀元前3000年ほど前の古来インドが発祥の地です。
日本にヘナカラーが入ってきたのは今から約30年ほど前となります。
ヘナは『ヘンナ』というインドに自生している植物を乾燥させ、粉末状にしたものです。
これを水やお湯で溶き髪の毛に塗っていくことで発色して染まるため、天然成分でできたカラー剤として使用されています。
ヘナの用途は様々でクレオパトラもヘナを使用して爪を染めていたという歴史があります。
ヘナは100%で出来たもののみヘナと呼ばれます。一般のカラー剤は化学物質を使用し髪の毛を染めますが、ヘナはそれとは違って植物の力で染めることになります。
化学的なカラー剤を使用したくない方、髪にも肌にも優しいものを使用したい方、カラー剤によるジアミンアレルギーや肌や頭皮が敏感な方にも安心してご使用いただくことができます。
ヘナカラーは色のバリエーションが一般的なカラー剤よりも少ないです。
オレンジ系に染まるものをヘナと呼び、濃い藍色(あいいろ)に染まるものをインディゴ、ヘナとインディゴを絶妙な調合で配合したブラウンの三色です。
また、ヘナは黒く染まりません。ダークブラウン、ナチュラルブラウンのような色に染まります。
ヘナは自然界で作られている植物であるため、自然な色にしか染まりません。
ヘナカラーで染める際はヘナが人に合わせるのではなく人がヘナに合わせることが大事になってきます。
初めてヘナで染められる方はいつも通りの白髪染めというイメージで染めると思い通りに行かないということになりますので注意が必要になってきます。
・自然のままで染めてあげることで髪本来の自然な色味になりあなたに合った似合う色を再現できます。
・慣れてくるとヘナ特有の色味が好きになると思います。
このようにヘナカラーは人と同じように染めたからといって同じ色にはなりません。白髪の量や髪質などによって色味も変わり自然の力で染めるため、髪本来の色味が出ます。人によって違うということはオリジナルの色ということで特別な色とも言えます。また、髪や肌への負担がないため、今まで一般的なカラー剤で染められていた方は違いに気づくと思います。
ヘナカラーの効果
ヘナカラーの効果について説明していきます。
・トリートメント効果がある
初めて染められる方で今までアルカリカラー剤で染められていた方はどうしてもダメージが気になると思います。ダメージをした髪の毛にヘナを使用すると最初はきしみなどが気になると思います。これは今まで蓄積されてきたアルカリによるダメージであり、ヘナカラー を継続していくことで段々と改善されていきます。一度傷んだ髪の毛は二度と治りませんので髪の毛が治るわけではありませんので誤解なく!白髪染め世代の方や細毛、軟毛の方、ダメージがかなり進行されている方にもヘナのトリートメントはオススメです。
・くせ毛が扱いやすくなる
日本人は直毛の方よりくせ毛の方が多いです。くせ毛が気になり縮毛強制をかける方が多いと思います。ヘナカラー を行うことでくせ毛が収まりやすくなります。
・髪の毛にコシ、艶、ハリが出る
ヘナカラーで染めてあげることで栄養成分を補い、キューティクルを引き締めてくれる効果があるため、コシ、艶、ハリが出ます。今までのアルカリカラー剤によるダメージ等で一度では実感を感じられない方もいると思いますが、継続していくことでわかってくると思います。髪の毛が若返ります。
・髪の毛にボリュームが出る
ヘナカラー で髪の毛にボリュームが出てきます。強い髪になってきます。
・美髪になる
時間をかけて自然の力で染めた分、綺麗な髪の毛へとなってきます。細くて弱くなった髪の毛が健康で元気な髪の毛へとなってきます。
このようにヘナカラー にはたくさんの効果があります。染まるまでは時間がかかりますが、アルカリカラー剤では得られないメリットがたくさんあります。
まとめ
ヘナカラーとは?ヘナカラー の効果とは?についてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
ヘナカラーは一般的な白髪染めと比べると特殊であるため、全員にオススメできるわけではありません。
しかし、髪の毛や頭皮に負担をかけたくない方や、アルカリカラー剤によるダメージでお悩みの方、ジアミンアレルギーの方にはとてもオススメのカラーです。
ヘナカラー の特性や効果をよく知ることで髪の毛や頭皮に負担をかけずに楽しむ事ができます。
ヘナカラー が気になる方は是非一度試してみてはいかがでしょうか?
ご参考になれば辛いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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